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コロナ危機の中小企業向け「ゼロゼロ融資」でゾンビ企業の延命が進んだ。
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ゼロゼロ融資で返済は3年間据え置きが多い。2023年からはその返済が開始される。
(ゾンビ企業の定義と企業数)
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業歴10年以上でインタレスト・ガバレッジ・レシオ(営業利益+受取利息)÷支払利息が1倍未満である企業を言う。本来は2倍以上必要。理想は10倍。
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2015年頃から構成比は10%前後で推移も、コロナ危機で2020年度は11.3%へ増加した。
(ゾンビ企業の多い業種と従業員別構成比)
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最も多いのは建設業34.3%である。内訳は、鉄骨・鉄筋工事業13.9%、一般土木建築業が12.6%、電気・菅工事業が7.8%である。
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続いて多いのが製造業が20.0%、卸売業18.9%、サービス業10.4%と続く。
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従業員数別にみると、5人以下の企業が31.0%、6人~20人以下が36.9%である。全体として従業員数20人以下の中小企業が7割を占める。
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2022年7月の全国の倒産件数は499件、ここ3カ月増加傾向である。仕入価格、燃料費上昇で中小企業の経営内容は悪化している。取引先の見直しも必要となるだろう。