武田砂鉄著「偉い人ほどすぐ逃げる」文藝春秋2021年5月発行の本を読む。
偉い人は嘘をつき、真っ先に逃げ出す。国民には「逆らうのは良くないよね」の雰囲気が蔓延する。
言葉が劣化し、悪事があっても「いつまでそんな問題をやっているのか?」の声が出る。
その声の向かう先は、権力者でなく、なぜか、追及する側に向かう。
権力者は、「なんとかこのまま忘れてもらおう!」作戦に出る。
嘘、情報隠し、言い訳、意味不明の説明・・
いつの間にか、国民は権力者に問題があったことを忘れる。
そして言う。「しかたがない」「已む得ない」と・・
これでいいのか?
「コロナ対策!」「現地スタッフ置き去りのアフガニスタン大使館員全員退避!」
フランス大使は最後まで空港に残り、ビザ発行し続けた。令和日本に「杉原千畝」はもう居ない!
コロナ同様、「後手後手!」「予想外だった!」と・・
偉い政治家、偉い官僚が、後から言うのは言い訳、意味不明の説明。
弱者には自己責任?「それでもしかたがないのか!」